「文法力」の鍛え方

以前の記事の続きです。

最後は「文法力」になります。



文法は中学に入ってからきちんと学びます。

また、小学生には内容的に少し難しいので、

あまり教えていないように思います。



ですが、「主語」「述語」「目的語」といった

文の要素くらいは、小学生のうちに知っておくと

いいと思っています。



というのも、

「主語」「述語」「目的語」であれば、

見分けるのがそんなに難しくないからです。



また、ここを抑えておくと、

英語の文法を学ぶ時に比較して覚えることが

できるので、英語の勉強がしやすくなると

思っています。



で、具体的な指導法ですが、



①「出口先生の頭がよくなる漢字」を解く

「漢字力」の鍛え方のところでも話しましたが、

こちらの問題集には、言葉を並べ替えて

文章を作る単元があります(STEP3)。

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ここの部分をきちんと解けば、

自然と「主語」「述語」「目的語」について

理解できるようになります。



②「はじめての論理国語」を解く

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「頭がよくなる漢字」が終わったら、

次に「論理国語」に取り組んでもらいます。


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こちらは小4の内容になりますが、

ご覧のように「主語」「述語」「目的語」が

学べるようになっています。



この問題集のいいところは、

「同じ単元を、学年ごとに難易度をわけて、

徐々にステップアップしていくことができる」

という点です。



下の学年のものから解いていけば、

同じ単元のところを何度も繰り返し

練習できるようになっています。



学年は「目安」くらいなものなので、

その子に応じて解きやすいところから

スタートしていくことができます。



実際にうちの生徒にも「2つ下」の学年を

目安にスタートするようにしています。



文法以外にも、論理的な思考を高める

内容になっているので、

ある程度国語力があるお子様には

オススメの問題集になります。



結果的に出口先生の問題集ばかりを

宣伝するようになってしまいましたが、

「国語」を体系立てて学ぶには、

出口先生の問題集が一番いいかな、

と個人的には思っています。

「語彙力」の鍛え方

以前の記事の続きです。

猿田塾でやっている「語彙力」の指導は

以下の通りです。



①「言葉力1100」を解く。

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漢字に問題がない生徒に関しては、

あわせてこちらの問題集も解いてもらっています。

その言葉がどのように使われているのかを

感じながら、意味を確認できる問題集と

なっています。

また、すぐに答えが確認できる位置にあるので、

スイスイと解ける問題集だと思います。



②「言葉力1100」で出てきた言葉を

使って文を書く。


ただ問題集を解くだけでは、語彙は身につきません。

実際に「書いて使う」ようにすることが大事です。



「言葉力1100」が一通り終わったら、

今度は、その中で出てきた言葉を使って

文を書いてもらいます。



ただ、いきなりそれをやっても、手が止まってしまう

生徒がほとんどです。なので、

「辞書なり、問題集に載っている例文なり、

とにかくまずはマネをして書く」

ように指導しています。

とにかく「書く」ことを重視しています。



③「指定した言葉」を使って文を作る。

これはある程度「できる子向け」の指導です。

「言葉力1100」と「辞書」の中から、

こちらでランダムに選んだ言葉3つを使って

100字の作文を書いてもらいます。



これはかなり難易度が高いです。

最初のうちはヘンテコリンな文章しか書けませんが、

添削していくうちに、きちんとした文が

書けるようになっています。

語彙力と同時に「記述力」も鍛えられます。



ここまで到達できる生徒はほとんどいません。

ですが、ここまでやった生徒の

中学の成績は国語の平均点は80点以上、

5教科400点以上なので、

結果が出る練習法だと思います。

※ちなみにもっというと、

作文でも表彰されていたと思います。



「漢字力」に関しては、全生徒に指導していますが、

「語彙力」については、

「漢字がきちんと書ける生徒」に絞って

指導しています。

漢字が理解できないと、語彙力を鍛えるのは

かなり厳しいと思います。



※評価が高い語彙力の本※

指導には利用していませんが、

塾講師の間で評判がいいのはこちらの本です。

「マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000」

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語彙ごとにマンガがついているので、

言葉のイメージはつかみやすいと思います。



塾にも一応置いてあるのですが、

正直自分があまり楽しめなかったので、

授業では使っていません。

自分が「いいっ!」と思ったものでないと、

生徒には見抜かれてしまうので。



気軽に読める内容だと思うので、

ご家庭に置いておくにはいいかもしれません。

というのも私がことわざを覚えたのは、

家に転がっていたこちらの「ことわざ辞典」

というマンガを繰り返し読んで

覚えた記憶があるので。



漢字もそうですが、語彙力も

「毎日コツコツ続ける」ことが大事です。

以前、あるご家庭のお母さんの話として、

「前に習った言葉を使って、朝学校に行く前に

例文を言わせてみる」

という取り組みが紹介されていました。



ちょっとしたことかもしれませんが、

そうした「積み重ね」が語彙力の強化に

つながると思います。

「漢字力」の鍛え方

昨日の続きです。

猿田塾でやっている「漢字力」の指導は

以下のとおりです。



①「出口先生の頭がよくなる漢字」

を使って問題を解く。

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「国語の勉強をする時に、オススメの教材がありますか?」

という質問があったら、真っ先に挙げるのがこちらです。



「漢字」の勉強ができるのはもちろんのこと、

「熟語」「文法」も同時に練習することができます。

小学生のうちに身につけておきたい国語力を

この1冊ですべて学ぶことができるので、

非常に重宝しています。



「STEP1」で新しく出てきた漢字を練習します。

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「STEP2」では、「STEP1」で練習した漢字を、

熟語の形で書くように練習します。

カタカナで表記されている選択肢を

「漢字に変換して」書く必要があります。

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「STEP3」では、今まで練習した漢字を使って、

文を組み立てます。

この時に「主語」「述語」「目的語」が入るところは

指定されているので、自然と文法を意識できるような

仕組みになっています。

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②ノートを使って漢字練習

漢字は「反復練習」が大事なので、

ある程度問題集が進んだら、ノート(150字)に練習します。



ただ「漢字だけ」練習しても覚えられないので、

「STEP2」で練習した、熟語の形をノートに書いて

練習してもらいます。

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このような感じです。

こちらは一番丁寧に練習していた子のノートなので、

全員がこんなにきっちりやっているわけではありません。



ほとんどの子が「ノートを埋める」だけで満足していますが、

この子はきちんと「熟語」の形で練習しているので、

一番下の部分、ノートをはみ出して練習しています。

このように「自分で考えて」練習できる子は伸びます。



ちなみに、この生徒は現在中2ですが、

だいたい学年10位以内には入っています。



こんな感じです。

小学校から通っていて、

しっかりと漢字練習をしていた生徒は

中学で国語に困っている印象はあまりないです。



※興味がある「ミチムラ式漢字学習法」※

最近、ある雑誌で知ったのですが、

「ミチムラ式漢字学習法」というものがあるそうです。



だいたいの生徒は、

「出口先生の頭が良くなる漢字」を使った

漢字練習法でいけるのですが、

「漢字が苦手」「勉強がキライ」という生徒に関しては、

「身を入れて書かない」ので効果が上がらない、

という悩みがありました。



「書かせるのがキツイ生徒に、何かいい勉強法はないかな…」

と思っていた時に出会ったのがこちらの学習法です。



「漢字をパーツに分解して読ませる」

ことで漢字を覚えさせる、といった方法です。



漢字が苦手な生徒に説明する際に、

例えば「公」という漢字だったら、

「ハム」というように伝えたら理解できたので、

そんな教材ないかな、と思っていたらあった、

という感じです。



教材は購入したのですが、まだ生徒に試していないので、

効果があるかどうかは正直わかりません。

ただ「苦手な子でもとっつきやすい」教材だと思うので、

漢字が苦手なお子様には、

一度試してみていただきたいと思います。

小学校で身につけておきたい国語の力

最近、新しい生徒が少しずつ増えてきました。

新しい生徒を指導するにあたり、

最初に意識するのがその生徒の「国語力」です。



国語力が高い生徒は、

将来的に伸びる可能性が高い

と考えています。

逆に国語力が低い生徒は、

現状がよくても将来的に伸び悩む、

と感じています。



以前、同じくらいの学力の生徒ニ人を

指導したことがありました。

塾に入った時のニ人の学力は同じくらいでした。

「平均点をやや下回る」といった感じです。



ところが、指導していく中で、

二人の差が徐々に広がっていきました。



二人とも

同じように塾では授業に真面目に取り組み、

同じようにたまに宿題を忘れ、

同じように家ではダラダラしていました。



それでも、テストになると差が出る。

点数にして30~50点くらいの開きが出ました。



その差は何だったのか。



順調に伸びた生徒は「読書」をする習慣がありました。

塾の休み時間にゴソゴソと本を取り出して

読んでいることがありました。



一方伸び悩んだ生徒が本を読んでいる姿を

見ることはありませんでした。

家の様子を聞いても「動画ばかり見ている」

とのことでした。



順調に伸びた生徒は、

1つ上の高校も十分狙えるだけの実力をつけた上で、

目標とする公立高校に余裕で合格。

一方伸び悩んだ生徒は、

公立高校の受験をあきらめ、私立高校へ進学しました。



中学生になり、同じように勉強に取り組んでも、

「国語力」が身についているかどうかで

大きな差が出る。

そのことを肌で感じた出来事でした。



このように、将来の成長に大きく影響する「国語力」ですが、

小学校のうちに国語の力を高めておく必要があります。



中学になってから国語を伸ばそうとしても、

・英語や数学の勉強に時間がかかるので、国語をやる時間がない

・「どのように国語を勉強すればよいか」がわからない

・時間的余裕がない。国語を練習しても「結果」が出にくいので、

 受験を考えると、他の教科(理科や社会)を伸ばす方向になる。

・「結果が出ない」ので、生徒のモチベーション維持も難しい

という理由から、国語の勉強は後回しにされます。



時間に余裕があり、内容的に易しい小学校のうちに

どれだけ「国語力」を高めておけるかが、

中学以降の伸びを決めると思います。



「国語力」といっても色々ありますが、

私が考えている、最低限小学校のうちに

身につけておいて欲しい「国語力」は

「漢字力」

「文法力」

「語彙力」

の3つになります。



塾に通っている小学生には、まずこの3つを

身につけさせるように指導しています。



長くなってきたので、

具体的にどのように教えているかは、

明日以降、お伝えしようと思います。

連立方程式

学校が再開し、授業が進んでいますが、

学校によって進度の差はかなりあります。

「遅れを取り戻そうとどんどん進める学校」

「休校前後で変わらず、のんびりしている学校」



何でもかんでも速く進めればいい、

というものではないですが、

少しでも例年のペースに戻そうとしている

学校からは「危機感」が感じられます。



一方、こうした緊急時においても

「平常通り」のマイペースで進めている学校には、

あまり期待は出来ないのかな、と思います。



さて、2年生の数学は、

速い学校では1章の終わりの方、

すでに文字式の利用まで来ています。



想定よりも速いペースで来ているので、

「次に進めておこう」と思い、

連立方程式の計算を始めました。



「加減法・代入法の計算のところまで

進めておけば、ある程度対応できるだろう」

と思い、連立方程式を始めたのですが、

思ったよりも時間がかかっています。



「代入法」は苦戦する生徒が多いので、

ここで時間がかかるかな、

という予想はしていました。

ですが、思っていたよりも「加減法」で

つまづく子がいるのが想定外でした。



特に「係数が同じ」加減法でも

時間がかかっていたので、「あら?」

という印象です。



係数が同じであれば、

片方の式からもう片方の式を

足すか引くかすればいいのですが、

それができない。

「式を足したり引いたりする」のが

ピンと来ていないような感じです。



加減法の最初の段階でこの調子なので、

係数をそろえる計算のところだと

もっと時間がかかっています。

ここは小学校の「最小公倍数」ができていないと

パッとできないですが、

そこまで「最小公倍数」が理解できていない生徒は

いないと思うので、「う~ん…」という感じです。



繰り返し練習していく中で身についていくので

そこまで心配していませんが、

「思ったよりも時間がかかるな」

という点は考慮に入れておこうと思いました。

母の力は偉大なり

先日、このような文を読みました。



「もう一つ忘れられないのは

坂村真民さんの詩です。



念ずれば花ひらく

苦しいとき

母がいつも口にしていた

この言葉を

わたしもいつのころからか

となえるようになった

そうしてそのたび

わたしの花がふしぎと

ひとつひとつ

ひらいていった



三十八歳の時にご主人が四十二歳の厄を越えずに急逝、

女手一つで五人の子供を育てる苦しい日々の中で、

お母さんが愚痴をいう代わりに口にしていた言葉

「念ずれば花ひらく」。

その言葉が真民さんの生涯を貫く言葉となったのです。



母がいつもどういう言葉を口にしているか。

その言葉はいつしか、子どもの人生を左右する

大きな力になる。

そのことをこの詩は教えてくれています。」

(致知出版社社長・藤尾秀昭『小さな人生論』より)



日々、母親の話す言葉の影響力は大です。

私はタバコを吸いませんが、

それは母親が口癖のように

「タバコの煙がイヤだ」

と言っていた影響をモロに受けている

のだと思います。



一方で、

「お前達が普通の生活ができるのは

お父さんが外で働いてくれているからだ。」

という言葉も散々聞かされました。



私の父は、仕事人間でした。

家庭のことはほとんど母がやっていました。

一方、学校では

「家事をやらない男性はダメだ」

という教育を受けていました。



そのため、

「うちの親父は家事もやらずに、ダメな父親だ」

と思ったことがありました。



自分でお金を稼ぐ立場になり、

今では父に感謝していますが、

もし「母の言葉」がなかったら、

自分は父に感謝する気持ちになっていただろうか。

そんなことをふと思ったりします。



母親の力は偉大です。

日頃お子様にどのような言葉をかけているのか。

一度振り返ってみていただければと思います。

幻の安曇野ハーフマラソン

昨日6月7日は、

「第6回安曇野ハーフマラソン」が

実施される日でした。

ですが、今年はコロナウイルスの影響で

「中止」となりました。

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軒並みマラソン大会が中止になっていたので、

「おそらくハーフマラソンも中止になるだろうな…」

と思っていました。

なので、中止の発表があっても「ああ、やっぱりね」

とすんなり受け入れました。



ですが、この日のために1年間トレーニングを

してきた訳です。

また、休校期間中はヒマだったので、

ひたすら近所を走りまくった結果、

4月…244.9km

5月…287.5km

とかなりの走行距離になりました。



せっかくここまで鍛えたし、安曇野市民だし、

「一人でもコースを走ろう!」

ということで、

「ひとり安曇野ハーフマラソン」を実施しました。


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昨年のTシャツを着て参戦。

本当は今年のTシャツを着たかったのですが、

「6月中旬頃発送」とのことだったので、

去年のTシャツを着て走りました。


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5km、自転車広場横からの景色。

今年は晴天に恵まれましたが、

常念岳には雲がかかっていました。

走っているうちに消えないかな、と思っていましたが…。


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中掘地区の道祖神。

この他にも、コース上にはいくつか道祖神があります。

来年以降参加される方は、ぜひ探してみてほしいと思います。


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下堀神社。

休憩がてら、来年の「ハーフマラソン開催」

を祈願しました。


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折り返し地点の「南原橋」より。

北アルプスも雲がかかっていましたが、

きれいに見えました。


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15km地点。

通常ですと、このあたりで有森裕子さんが

ハイタッチをしてくれるのですが、

今年は車がビュンビュン走っていました。


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長野銀行前、「豊科駅入口」交差点より。

ここが最後の折り返し地点になります。

いつもどおり車が走っていました。


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イオンのゼリー。

いつもですと、最後の折り返し地点に向かうところで、

成相地区の方が「アイスのチューチュー」をくれるのですが、

今年は当然ないので、イオンのゼリーで代用しました。


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最後の給水地点、豊科南小の横から。

常念岳は最後まで見えませんでした。



ゴール地点はこんな感じです。


交通量が多い国道は避けて走ったので、

少し距離は短かったですが、

それでも2時間で回ることができました。

ちゃんとしたレースだったら目標タイムも

出せていたかもしれません。



天気もよく、絶好のマラソン日和だったので、

中止となったのは本当に残念でなりません。



ただ、曲がりなりにもコースをちゃんと走れたこと。

そして、思ったよりもしっかりと走れたので、

「準備してきたことは無駄じゃなかったな」

と感じることができたのはよかったです。



来年は開催されるといいなぁ…。