小学生の様子

学校が再開して1ヶ月以上経ちました。

部活も再開し、来週から中学校では

テストも始まります。

ほぼ日常に戻ったといっていいと思います。



そんな中、ちょっと気になるのが、

「小学生」の様子です。

全体的にちょっと「だらっと」している

気がしています。

それも、普段

「真面目にコツコツと」がんばっていた生徒ほど、

「あれ?」と思うことが多いような気がします。



暑くなってきたので、バテているだけで

あればいいのですが、

なんとなく、4・5月の休校期間のダメージが

ここへ来て出てきているような気がしています。



中学生は比較的すんなりと元の生活に

戻っているように思いますが、

小学生はまだ休校時の影響を

引きずっている気がします。



日常が戻ってきて、過去のことになりつつありますが、

3~5月の休校は小学生に、我々が思っている以上の

ダメージを与えてしまったのではないか。

そんな心配をしています。



杞憂に終わってくれるといいのですが…。

「地方から東大」

先日、ネットでこのような記事を発見しました。





長野県出身で、公立高校に落ちたけれども、

私立高校から現役で東大に合格された

東大生の方の記事でした。



高校名は挙がっていませんでしたが、

おそらく「長野日大」高校ではないかな、

と思います。



「公立高校入試に不合格であっても、

私立高校で頑張れば大学入試でいい結果を

残すことができる」

という、見本のような方だと思います。



北信地区ですと、長野高校を受験する生徒は長野日大を、

東信地区ですと、上田高校を受験する生徒は佐久長聖を

それぞれ併願で受験すると思います。



長野日大も佐久長聖も、

毎年東大や京大、医学部に合格者を

輩出している高校です。

なので、仮に公立高校入試で失敗しても、

高校で挽回する受け皿がしっかりしている

ように感じます。



一方、中信地区に目を転じると、

深志を受験する生徒は、

松商か松本第一の特進クラスを

併願で受ける生徒が多いと思います。



で、松商や第一の進学実績を

長野日大や佐久長聖と比べてみると、

「…」といった感じです。



もちろん大学進学実績だけが

すべてではありません。

ただ、北信や東信と比べると、

「併願の受け皿」という意味で、

中信地区は後塵を拝しているように感じます。



なので、私立高校にはもう少し頑張って

ほしいなぁ…、と思っています。

今の感じだと、中信地区の場合は、

「高校入試の結果」である程度

大学進学まで決まってしまうような

環境にある気がします。



あとは「予備校」に期待するしかないのかなぁ。

武田塾?東進?

いずれにしろ、現役の生徒が公立に落ちても

「挽回できる」環境が整って欲しい。

そのように思っています。

公立高校入試の範囲

4・5月の学校の休校の影響で、

来年の公立高校入試では

範囲が縮小となる県があるようです。



東京都はすでに範囲縮小という発表がされています。

その他の県でも、縮小する予定のところが

あるようです。



長野県は「7月中に公表」ということなので、

その発表を待ちたいと思いますが、

個人的には「範囲を縮小する必要はない」

と思っています。



まず、範囲が縮小されてしまうと、

「過去問が使いにくい」ことになります。

生徒が過去問を解いていく中で、

「習った内容がわかっていない」のか、

「習っていない内容なのでわからない」のか、

判別するのはかなり厳しいです。



特に東京都のように、

英語で「関係代名詞」を使わない、

という縛りが発生すると、

おそらくほとんどの過去問の長文問題が

利用できなくなります。



そうすると、「範囲が指定された」問題しか

解けなくなるので、入試のような総合的な

問題の演習がやりづらくなると思います。



次に、「高校入試まで」と限定して考えれば、

範囲縮小の方がいいと思います。

しかし、高校入試が終わった後、

当然生徒たちは「高校で」

勉強しなければなりません。



その際に、高校で「入試で対応してない部分」

について指導がなされればまだいいですが、

おそらく「入試で出題されていない範囲は、

自分で勉強しておくように」

となるように思います。




高校入試が終わった後、

自主的にそれらの範囲を勉強することができる

生徒は一握りだと思います。

結果、未定着のまま高校の授業に突入し、

苦労することになると思います。



そして、「夏休み削って学校に通うのだから、

出題範囲まで削る必要はないのではないか」

という風に思います。

もし範囲を削るのであれば、

「夏休みを普通に取らせればいいのでは」

そんな風に思います。



再開後の各学校の授業進度を見ていると、

普段からきちんと進めている学校は、

少しでも遅れを取り戻し、例年と同じペースに

乗せようと必死に進めているように感じます。



一方、普段から遅れ気味の学校は、

学校再開後もペースは上がらず、

「平常運転」のままのように感じます。



こうした学校は、仮に出題範囲が狭まっても、

その「狭まった出題範囲に間に合わない」

ようになる気がするので、結局範囲を狭めた

意味がなくなるのではないか。

そのように感じています。



結局、こうした「非常時」においても、

「日頃の」態度が表れるんだな、と感じています。



「例年どおりに進めよう」と努力している

学校に合わせるのか、

「いつも通り」とのんびりと進めている

学校に合わせるのか。

個人的には努力している学校にあわせて

ほしいと思っています。



今年の高校入試結果から考える

令和2年度高校入試の学力検査の結果が出ました。

こちらです。



英語を除く4教科で、

昨年よりも平均点が上がりました。

英語も昨年比「-0.3点」なので、

ほぼ昨年並、ということができます。



教育委員会の表には5教科の合計点がないので

計算したところ、「303.5点」でした。

昨年と比べて+21.4点です。

なので、今年の高校入試は「簡単だった」

ということが言えると思います。



おそらく各高校のボーダーラインも

+20点くらい上がったのではないかな、

と思います。



1・2年の時の定期テストの平均点が300点、

3年時の総合テストの平均点が250点

というのを、大まかな目安で考えているのですが、

今年の入試に関しては、

「3年の総合テストよりも楽だった」

と言っていいのではないかと思います。



なので、高校1年生のお子さんで、

「学校のテストよりも本番の方が結果がよかった!」

と言って油断している子がいたら、

それはちょっと危ういと思います。

「今年は簡単だった」ということを踏まえて、

高校での勉強に励んでほしいと思います。



個人的な感想としては、

「平均点300点以上」というのは、

テストとしてはちょっと簡単すぎるかな、

と思います。

「1教科50点、5教科250点」

というテストが一番バランスがいいと思っています。



平均点を見ると、

数学、理科、英語は50点台だったので、

丁度いい難易度だったと思います。

逆に国語と社会はかなり簡単だったので

もう少し難易度を上げて欲しいところです。



来年の入試に関しては「出題範囲の削減」が

言われているので、明らかになるまで

ソワソワしてしまいますが、

仮にどのような状況になっても、

「日頃から努力している」生徒は強いと思います。



例年とは違う今年は特にその傾向は強まると思うので、

受験生の皆さんは、まずは目の前の課題1つ1つに

丁寧に取り組んでほしいと思います。

「先生」と呼ばれること

生徒は自分のことを「先生」と呼ぶ。

保護者の方もそう。

その度に、なんとも言えない「違和感」を感じている。

「自分は本当に『先生』なのだろうか…」



自分は教員免許を持っていない。

大学は法学部だったので、

教員免許を取るには教育学部の単位も取らなければならず、

通常の「倍」の単位を取らなければならない、

と言われて、取る気が失せた。



自分はただ子どもたちに「勉強のやり方」を

教えているだけ。

教員免許も持っていない自分が果たして

「先生」と呼ばれていいのだろうか…。

呼ばれるたびにそうした感情になる。



そもそも「先生」と呼ばれることが

あまり好きじゃない。

テレビの影響だろうか、

「『先生』と呼ばれる人はろくなもんじゃない」

そういう刷り込みがある。



では、どのように呼んでもらおうか。

ちょっと考えたことがある。



最初に浮かんだのは「塾長」。

でもな~、「塾長」といえば

我々世代では「江田島平八」になる。

「わしが猿田塾塾長、猿田典明である」

ネタにもならない。



「室長」というのもあるが、

イマイチピンとこない。



本音を言えば、生徒には「さるちゃん」

と呼ばせたい。

親しみを持たれているようで、いいではないか。

でもな~、指導者には「威厳」が必要なのに、

「さるちゃん」じゃあ舐められるよな…。



なかなか、「これ」というものがないので、

とりあえず流れに任せて「先生」と呼んでもらっている。

自分で「先生はね…」と言うのは、

顔から火が出るほど恥ずかしいので、

「おっさん」「おじさん」と言ってごまかしている。



「先生」と呼ばれるたびに、心の中で

「教員免許持ってないけど、スイマセン」と

謝っている。

教員免許がない自分が「先生」と呼ばれることは、

一種のコンプレックスだと思う。



だけど、最近、「それでいいのかな」

と思うようになってきた。



「先生、先生」と言われ続けると、

勘違いをし、調子に乗り、慢心を持ってしまう。



「『先生』と呼ばれていいのだろうか…」

と常に違和感を持ちながら、

「少しでも『先生』と呼ばれるにふさわしい

人間になるように努力しよう」

そう心がけている方が、謙虚でいられる。



そのように思っている。

「ワーク」でわかる、塾の方針

最近入塾した生徒。

別の塾で使っていたワークが、

うちの塾で使っているものと同じだったので、

「使い回そう」と思い、持って来てもらうことに。



そして次の授業、

「さっそく使おう」と思って開いてもらうと、

解いてもらおうと思っていたページには

すでに書き込まれてしまっていました。



「これじゃ、繰り返し解けない…」

結局、塾のワークを貸しました。



「ワーク」(問題集)の使い方を見れば、

その塾の様子が何となくわかる気がします。



ワークを1回解いただけで身につく生徒はまずいません。

繰り返し解くことが大事です。

猿田塾では「3回」を目安にするように

指導しています。



なので、うちの塾では

ワーク本体に直接書き込ませることは

ほとんどありません。

必ず「ノート」を用意してもらいます。

「繰り返し」を大事にする塾であれば、

おそらくどこも同じだと思います。



ワークに「直接書き込ませている」塾は、

個人的には「?」という気がします。

どうやって繰り返し練習させているのか。

色々な問題集を使っているのか。

何か別のプリントのようなものがあるのか。



「1回教えればOK」と考えているのだろうか?

もしそうだとしたら、それで身につくのかな、

と思います。



もし、お子様が通っている塾のワークを見て

直接書き込んであるようであれば、

「どのように指導しているのですか?」

と聞いてみた方がいい気がします。



論外なのは、「コピー」を渡して

済ましているところです。



以前あった話ですが、

転塾してきた生徒のテキストを確認しようと

「前の塾ではどんなテキストを使っていた?」

と聞くと

「コピーしてもらったプリントを解いていた」

という話を聞いて、絶句したことがあります。

おそらくこれは「著作権法違反」になると思います。



まずワークは「購入」して、生徒に持たせるべきです。

そうしなければ、教材会社が困ってしまいます。

「こんな基本的なこともわからないのか…」

と絶望的な気持ちになりました。

しかも「大手」の塾だっただけに、よけい残念でした。



塾の指導方針が端的に表れる点だと思うので、

塾を選ぶ際には「ワーク」の使い方を

確認した方がいいかもしれません。


小学生で国語が得意な子にはこれ

4回にわたって

「小学生の国語の勉強法」について

お話ししてきました。

その中で紹介した問題集を利用していただければ、

かなり国語力は鍛えられると思います。



その上で、

「さらに難しいことがやりたい」

「国語が得意なので、もっと勉強したい」

というお子様には、「ふくしま式」の問題集を

オススメします。

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神奈川県で「ふくしま国語塾」をされている

福嶋隆史先生が書かれている問題集です。



国語の力を

「いいかえる力」

「くらべる力」

「たどる力」

という3つの力に分類し、

この3つを徹底的に練習する

内容になっています。



はっきり言って、こちらの問題集は

かなり難易度が高いです。

大人が解いても難しいものもあります。

実際に何名かの生徒に解かせていますが、

赤だらけになります。



ですが、この問題集で鍛えておけば、

大学入試までの「記述問題」の基礎は

築かれると思いますし、読解でも

ポイントを抑えられるようになると思います。



3冊写真を挙げましたが、

写真の順番で

「小学生版ベーシック→小学生版→小学生版2」

と解くのがいいと思います。

「ベーシック」は比較的解きやすいので、

とっつきやすいです。



この問題集はかなりおすすめですが、

内容が難しいので、ある意味

「解く子を選ぶ」問題集とも言えます。

ですので、学力が高めのお子様は

チャレンジしてみてください。



ちなみにですが、

うちの塾で小学生から通っている何名かに

こちらの問題集を解かせています。



中学生になった子も何人かいますが、

彼ら彼女らのテストは

全員「平均400点以上」です。

なので、使いこなせば十分結果の出る

問題集だと思います。