「ワーク」でわかる、塾の方針

最近入塾した生徒。

別の塾で使っていたワークが、

うちの塾で使っているものと同じだったので、

「使い回そう」と思い、持って来てもらうことに。



そして次の授業、

「さっそく使おう」と思って開いてもらうと、

解いてもらおうと思っていたページには

すでに書き込まれてしまっていました。



「これじゃ、繰り返し解けない…」

結局、塾のワークを貸しました。



「ワーク」(問題集)の使い方を見れば、

その塾の様子が何となくわかる気がします。



ワークを1回解いただけで身につく生徒はまずいません。

繰り返し解くことが大事です。

猿田塾では「3回」を目安にするように

指導しています。



なので、うちの塾では

ワーク本体に直接書き込ませることは

ほとんどありません。

必ず「ノート」を用意してもらいます。

「繰り返し」を大事にする塾であれば、

おそらくどこも同じだと思います。



ワークに「直接書き込ませている」塾は、

個人的には「?」という気がします。

どうやって繰り返し練習させているのか。

色々な問題集を使っているのか。

何か別のプリントのようなものがあるのか。



「1回教えればOK」と考えているのだろうか?

もしそうだとしたら、それで身につくのかな、

と思います。



もし、お子様が通っている塾のワークを見て

直接書き込んであるようであれば、

「どのように指導しているのですか?」

と聞いてみた方がいい気がします。



論外なのは、「コピー」を渡して

済ましているところです。



以前あった話ですが、

転塾してきた生徒のテキストを確認しようと

「前の塾ではどんなテキストを使っていた?」

と聞くと

「コピーしてもらったプリントを解いていた」

という話を聞いて、絶句したことがあります。

おそらくこれは「著作権法違反」になると思います。



まずワークは「購入」して、生徒に持たせるべきです。

そうしなければ、教材会社が困ってしまいます。

「こんな基本的なこともわからないのか…」

と絶望的な気持ちになりました。

しかも「大手」の塾だっただけに、よけい残念でした。



塾の指導方針が端的に表れる点だと思うので、

塾を選ぶ際には「ワーク」の使い方を

確認した方がいいかもしれません。