時に「正論」は耳が痛い

生徒の様子を見ていると、

「歯がゆいなぁ…」と

思うことが何度もあります。



「もっとがんばれば、

 もっと努力すれば伸びるのに」

そう感じることがちょくちょくあります。



講師としての立場上、

「もっとがんばれば、よくなるよ」

という話は何度もします。



ただ、一方でこう思うこともあります。

「それは生徒の方もわかっているんじゃないか。

 わかっていて行動できないのではないか。」と。



今の子供たちは大変です。

勉強内容は昔と比べると

確実に量が増えています。

部活もあります。

習い事もたくさんしています。

やらなくちゃいけないことが

たくさんあります。



そんな中、あれもこれも

やっていたら疲れてしまう。

ちょっとくらい「休みたいな」と

思うこともあるように思います。



また、人間には得手不得手があります。

運動が得意な人もいれば苦手な人がいるように、

勉強も得意な人がいれば苦手な人もいます。



苦手な子にとって勉強は

「苦痛」なことだと思います。



私も絵が苦手です。

中学の時、美術で絵の課題が出ると

本当にイヤでした。

半べそで夜遅くまで必死に絵を

描いていたこともありました。



そうやって必死に描いた絵も、

才能のある子がサラッと描いた絵には

まったくかなわない。

「自分には絵の才能がないな」

と子供ながらに思いました。



生徒によって抱える背景は様々です。

そんな中で「正論」を伝えても

心に響かないことはあるように思います。



「知識は一人が百人、千人に教えることができる。

 でも意識は、マンツーマンで教えるしかない。」

という言葉を聞いたことがあります。

人の心のあり方を変えるというのは、

それほど難しいことなのだと思います。



だから、結局はどれだけ一人一人に

興味を持って接することができるのか

ということに尽きると思います。



ただ「正論」を伝えるだけでなく、

生徒の様子を見て、

「今なら受け入れる体勢が整っている」

と思った時に、的確な言葉を伝える。

それまではジッと寄り添いながら見守る。

それが理想なのかな、という気がします。



現実はそれほど思うようにはいきません。

ただ、その理想は追い続けたいと思っています。

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