「比」は大事

小学校で習う「比」の考え方。

教科書や問題集などでは結構さらっと

終わらせてしまっていますが、

個人的にはかなり大事だと

考えています。



というのも、比の考え方が身についていると

中学の「理科」、特に化学分野を勉強する時に

とても便利だからです。



例えば、酸化銅の問題で、

銅と酸素が4:1の質量比で化合する、

ということはだいたいみんな覚えます。



ただ、「その比を使って問題を解く」

ということがなかなかできません。



例えば、

「銅が2gの時に化合する酸素の質量は?」

という問題。

このくらいであれば勘で解ける子もいますが、

「なぜ?」と聞くと詰まる子もいます。

そんな時には、比を使って説明をしています。



銅4:酸素1=銅2:酸素X

という比例式を作り、

あとはそれを解けば

X=0.5

という答えを導けます。

比を使った説明だと

生徒は比較的理解してくれます。



その先には、

「2.0gあった銅を加熱したら、2.3gになった。

 反応しなかった銅の質量は何gか?」

という問題もあります。

このくらいになると、ほとんどの生徒が

解けなくなります。



この問題を解説する時も、比を使います。

<以下解説>

0.3g増えたのは酸素が化合した分。

酸素0.3gと化合する銅の質量は

銅4:酸素1=銅X:酸素0.3より、

X=1.2g

0.3gの酸素と化合したのは銅1.2g

なので、反応しなかった銅は

2.0ー1.2=0.8g(答え)

<以上>



化学分野の問題では、

「一部が反応。反応しなかった残りを求める」

という問題がよく出題されます。

そうした時に「比」が使えると

とても便利です。



問題集の解説では

「分数」をかけたり割ったりして求める形

で解説されていることが多いです。

ただ、それだと

「なんでここで分数計算が出てくるのか?」

というのがよくわかりません。



なので、自分が教えるときは

比を使うようにしています。



とりあえず比例式が解ければ何とかなりますが、

できれば小学生のうちに

「比の概念」をしっかりとつかんで

おけるといいと思います。



このあたりは学校で習う、というよりも

自分で試行錯誤して感覚として

理解してもらいたいところです。

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