久しぶりの感覚

毎回、授業の最後に宿題を

出しています。

真面目な生徒が多いので

だいたいみんなきちんとやってきていますが、

実は「最低限」の量を

出していることが多いです。



理由はいくつかあるのですが、

1つは「達成感を持たせる」ためです。

少ない量でも「がんばった」という

感覚が生まれることで、自信もわき、

やる気が続くかな、と思っています。



2つめは

「最低限の約束を守らせる」ためです。

宿題の量については、出す時に生徒に

「やり切れるか」を確認してから

出すようにしています。

なので、「ちょっと無理です」と

言ってきたら出しません。



その代わり、

生徒自身で「できる」と言った量を

出しているので、必ずやってこいよ、

と言ってやらせています。



宿題は生徒と自分との「約束」だと

言っているので、

やっていない場合は「約束を破った」と

みなして怒ります。



3つ目は「自分で考えて勉強してほしい」

からです。

これは、特に上位の高校を目指す生徒には

要求しているところです。

「人から言われたことだけ」をやっている

ようでは、伸びないし、高校に入ってから

ついていけません。



なので、ある程度実力のある生徒には

「自分で考えて負荷をかけてほしい」

と思うので、あまり量を出していません。



そんな感じで、宿題を出しています。

みんな言われたところまで、きちんとやってきます。

ただ心のどこかで物足りなさを感じていました。

「もう少し自分で考えてガンガンやってほしいな…」と。

少なくとも自分はそうやって鍛えていました。



そう思っていたある日、

いつものように宿題をチェックしていたら

「ここまでやってきました」

と、宿題にしていたところ以上まで

進めてきた生徒がいました。



このように積極的な生徒を指導するのは

久しぶりな気がしたので、

「これだよ、これ!」と嬉しくなりました。

受験生だけでなく、1年生でも

そうした生徒が出てきたので嬉しいです。



人から言われた以上の努力をする。

そうした姿勢を持つことのできる生徒が、

伸びるのだと思います。